ガチ勢向けPCを紹介!

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ガチ勢向け

 何言っているんですか?CPUはRyzenでしょ?IntelよりもAMDでしょ?AMD Ryzen 7 9800X3Dくらい必要でしょ!という人向けです。直近では、Intelはコストパフォーマンスどころか性能も悪いです。せっかくRyzen使っているんだから、X3Dを思う存分使いたいよって人向けです。まず余裕のある方は、最上位モデルのRyzen 9 9900X3D BOX(ARK様のHPより引用)などはいかがでしょうか?

        Ryzen 9シリーズについて
型番Ryzen 9 9900X3D BOX
100-100001368WOF
Ryzen 9 9950X3D BOX
100-100000719WOF
シリーズAMD Ryzen 9000AMD Ryzen 9000
メーカーAMDAMD
対応ソケットSocket AM5Socket AM5
コードネームGranite RidgeGranite Ridge
コア数12コア16コア
スレッド数24スレッド32スレッド
動作クロック4.4GHz4.3GHz
最大ブーストクロック5.5GHz5.7GHz
AMD EXPO™ Memory Overclocking Technology対応対応
Precision Boost Overdrive対応対応
Precision Boost 2対応対応
キャッシュ140MB (12MB L2キャッシュ + 128MB L3キャッシュ)144MB (16MB L2キャッシュ + 128MB L3キャッシュ)
TDP120W170W
対応メモリーDDR5-5600 (2DIMMまで)
DDR5-3600 (4DIMM)
DDR5-5600 (2DIMMまで)
DDR5-3600 (4DIMM)
対応メモリーサイズ最大192GB (48GB×4)最大192GB (48GB×4)
メモリーチャンネル2「デュアルチャンネル」2「デュアルチャンネル」
ECCメモリ対応ECC対応 (※ECC機能は搭載マザーボードが対応している場合のみ使用可能です)ECC対応 (※ECC機能は搭載マザーボードが対応している場合のみ使用可能です)
PCI Express リビジョン5.05.0
PCI Express 最大レーン数28 (16x GPU / 8x General / 4x Chipset Link)28 (16x GPU / 8x General / 4x Chipset Link)
内蔵グラフィックスRadeon GraphicsRadeon Graphics
グラフィックスクロック(最大)2200MHz2200MHz
CPUクーラー付属なし (別売り)なし (別売り)
倍率ロックフリー対応対応
保証期間3年間3年間
JAN/EUCコード07301433155790730143315555
発売日2025-03-142025-03-14

といってもさすがに高すぎると思うので、AMD Ryzen 7 7800X3D位を目指しましょう。というのも、このクラスまでくると、CPUで頭打ちになりがちだからです。

作詞作曲する人

 基本上記と同じです。CPUの強化をお勧めします。また、USBを大量使用する可能性もあるので、上記よりもっと強いCPUの強化をお勧めします。最近の生成AIを使った耳コピー用ソフトの中にはCUDAが必要な場合(RipX DAWなど)がありますので、それをご理解された方のみご購入をお勧めします。

ワールドやアバターを作る人

 Unity及びブレンダーを使うようになります。CUDAで動作するbakeryが使えないので、きれいに表現するCPUベイクを考えると、メモリ&CPUを中心的に強化することをお勧めします。現状、Intelは全くお勧めできないので、CPUは基本的にRyzen9シリーズにすることをお勧めします。

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_amd_cpu.html より引用

 グラボは、RX 7900 XTXを強く推奨しますが、Nvidiaユーザーに提供すること前提の場合、そもそもRadeonをやめるのも選択肢です。

Radeonを使いたい場合について

Radeonは、VRChatで何がしたいのかはっきりしない人や、PCにあまり詳しくない人、トラブルの対処等に詳しくない方には、お勧めできません。Nvidiaで使えない機能がいくつかあります。それをこちらに記載しています

CUDAやボイチェン、AI等が使えないことを十分わかっているし、できないことあってもいいよって人は、当サイトでコストが安価なものを下記に記載しています。

https://radeon.vrchat-fbt.com/?p=122

集会によく参加する、VRの人

 インスタンスの人数にもよりますが、このようなイメージをお勧めします。一般的なユーザーの場合、よく行くイベントのインスタンスの人数ベースで購入されてもいいと思います

① 必要最低限、少人数のみ。RX 6500 XT等~(アバター表示数制限推奨)
② 10〜15人程度RX 7600
③15~25人程度RX 7700 XT
RX 7600 XT
RX 7800 XT
RX 7900 GRE
④ 25人以上RX 7900 XT
RX 7900 XTX

③以上はメモリを32GB以上にしてください。④以上を要求する場合は、ボトルネックがCPUになる可能性が高いため、「ワールドやアバターを作る人」のCPUの強化もご検討ください。

30人以上の大規模集会のイベントスタッフ(インスタンスリーダー)でVRの人

 イベント主催者次第です。④以上を要求する場合は、ボトルネックがCPUになる可能性が高いため、「ワールドやアバターを作る人」のCPUの強化もご検討ください。また、ユーザーに写真を配る場合は、VRC+の写真をシェアする機能を使えるようにすることもお勧めです。

ぶいちゃ感謝祭のリハでは、下記PC耐えれたので、アバターMediamより重い場合で40人以上は、これより必要です

パーソナルユースでお得に買えるPCは

個人的におすすめなのが、7万8千円台から購入でき、メモリも16GB積んだ7800XTです。7800XTの場合、19万円台からBTOで即納モデルのPCを購入できます。当サイトの検証機も、ドスパラで購入しました。

Nvidia製の場合、19万円台だと4070で12GB、5000台だと、8GBしかない5060Tiになってしまい、RAMを必要とするVRChatだとかなり不利な価格帯になっています。

7900シリーズになると、途端にBTO選択肢の幅が狭まるため、セールなどで購入するよりも単品購入のほうがメリットは高くなります。

HMD(VRゴーグル)について

頭にかぶって3Dを投影する装置をヘッドマウントディスプレイ、略してHMDと言います。フルトラでは、没入感を得るため、ほぼ必需品です。当サイトでは、従来よりフルトラとして一番おススメのViveTrackerを利用される場合は、ValveIndex等のライトハウス方式の有線HMDをお勧めしていましたが、あまりにも入手できないため、お勧めできない状況となっております。

古い機種でもよい場合や、どうしてもフルトラを安定させて運用させたい場合は、ViveやValve製の有線タイプのHMDを推奨いたします。(XRelite等は推奨していません)入手性と以下のトラッキングの関係で現状、QuestProをお勧めしております。自分は安定して没入したフルトラを使いたいため、基本的にフルトラの時は、ValveIndexでやっていることが多いです。

アイトラッキングとフェイシャルトラッキングが欲しい場合

アイトラッキングとフェイシャルトラッキングが欲しい場合は、QuestPro
がお勧めです。Vive Pro eye等が一番良いのですが、入手できません。
https://vrchat-fbt.com/questpro/

とにかくVRゴーグルが欲しい場合

そうでない場合は、Quest3をお勧めします。

すぐにVRゴーグルが欲しい場合

ただ、こちらも人気商品で夏休み等の休暇が終わってしまうため、512GBのQuest3を手に入れることもいいかもしれません。

*リンクは、サイト運営維持や更新費用のため、アマゾンアフィリエイトリンクを利用しています

VRゴーグル(HMD)比較

おすすめのコントローラ(ハンドトラッキング用)

VRに没入しながらを考えると、断然Indexコントローラがおすすめですが、ほぼほぼ購入できない(一年に一回ぐらい公式サイトで変える)状況なため、Questコントローラ等にアタッチメントを付けるタイプのContactSheet等をお勧めしています。Quest3のハンドトラッキング機能やカメラトラッキング以外は、PCスペックに大きく依存しないデバイスになります。

無線環境について

メッシュwifi

メッシュWiFiも無線フルトラやVirtualDesktop(無線VRや無線フルトラする際に必須ともいえるアプリ)するときには必須ですが、常時デスクトップに有線接続してフルトラする人には不要かもしれません。今回、フルトラで必要なwifiについて、当サイトで使ってみた主観をまとめてみました。

電波干渉に注意

 無線のHMDを使ったフルトラで発生したのは、基本的にはアルトラ(アルティメットトラッカー)のみでした。メッシュWifiを増強し、wifi環境を強くすることでなんとかしのぎました。ちなみに、ハリトラワイヤレスは、有線のHMDでも、専用のドングルを買うまでまともに動きませんでした。

Wifiの周波数帯域に注意

2.4Ghz帯域は、混信しやすいです。mocopiとハリトラワイヤレスは特に電波環境による差が出やすいです。なお、どの通信機器もこの周波数帯を利用することが多いので、複数利用される方は、要注意です。動きの再現性が悪い場合は、電波の混信を疑うのも重要です。QuestでVirtualDesktopを使って、無線を使っている方は特に要注意です。機器は高価なため、機材をいきなり買うのではなく、有線の状態のHMDでも同様の問題が発生しているか?設定を見直す等してから、導入を検討した方がいいかと思います。

Virtual Desktop, Oculus Air LinkのWi-Fi設定例
インターネット接続なしのQuest専用アクセスポイントを利用する。
特徴
-自宅のWi-Fi環境に関わらずプレイエリアの側にアクセスポイントを設置しやすい
-この構成時はQuest単体ではネット接続が不可(無線PCVRをやらないときは他のWi-Fiに接続する) https://t.co/LXzamfIFj7 pic.twitter.com/0yqNfCpbg3

— トナ (@tonavrc) May 7, 2021

5Ghz帯域は、アルトラを使うときに注意が一番必要です。自分の環境の場合、5GHzが届きにくい環境だったため、メッシュWifiで増強しています。最終的にはメッシュWifiを増強して、これに一か月かかって解決しました。(メッシュwifiのリンクはamazonアフィリエイトを使用しています。)

ただ最近は、wifi6に対応しているものがいくつか出ているので、wifi6以上に対応しているものを使った方がいいかと思います。HMD分とフルトラの電波帯域は分けて使うのがお勧めです。自分はどうしてもつなげたいときは、有線HMD (Index)で対応しています。

以上のことから、ワイヤレスでHMDに接続する際は、wifi6があるといいと思います。

フルトラ用の場合、今ならどういう構成するか?

機材配信や動画編集が別途必要なため、色々調整すると思います

以上になります。